未来と自分は変えられる

「反省はするが委縮はしない」 「トップというのは決める事と責任を取る事」 「ネットの痛いような孤独を感じるのよ」リスペクトする3人

カテゴリ: 映画紹介Ⅳ


『ラストレター』姉が亡くなった事を姉美咲の同窓会に行って伝えるつもりが姉と間違われ好きだった(先輩になる)乙坂と妹の裕里は手紙のやり取りをするようになる。乙坂は姉を題材にした小説を書いていたが姉をずっと好きでいたのだ。これに美咲にそっくりな娘鮎美が絡んでくる内容。『リップヴァンウィンクルの花嫁』と比較すると落ち着いた大人の心情を描いている。松たか子さん他女優が良かった。改めて手紙の良さが伝わる映画。



『前田建設ファンタジー営業部』おぎやはぎの小木さんが出ている。濱田マリさんは好きだ。アニメ「マジンガーZ」に出て来る格納庫を実際に作ってみようと。最初は嫌々だった社員も皆一丸となって困難に立ち向かって行く。マジンガーZを知らなくても面白かった。役者全員が面白い系の人ばかり。前田建設って敵対的TOBとかあったけど。リアルはちょっと、だけど映画だと夢がある。



『風の電話』東日本大震災で家族を失った17才のハルは広島の叔母と暮らすが叔母が倒れてしまった。震災後一度も帰らなかった岩手県大槌町へ向かう。西島秀俊さんや三浦友和さん西田敏行さんなど手堅い演技派揃いでハル役のモトーラ世里奈が引き立っている。風の電話の風景が心動かされる。ハルの喪失から再生を描くが。「死んだら家族の事を思い出せない」重厚なセリフが多い。津波で失った家族をまだ見つかっていないという気持ちに寄り添う映画かな。

映画はこれにて終了。


『ずぶぬれて犬ころ』俳句と言うとお笑い芸人のフジモンかな。努力の人で幸せになって欲しい。25才で亡くなった俳人の住宅謙信(すみたくけんしん)をイジメられている中学生が知って俳句に魅せられていく。木口健太と森安奏太という俳優が良かった。困難を乗り越えられるものが俳句でも支えになればいいと思った。真面目な映画。



『エンジェルサイン』オムニバス形式。セリフがないサイレント映画なので音楽の印象が強く残る。ディーンフジオカと松下奈緒は美男美女で黙っててもいい感じだ。全作品愛あるテーマになっている。佐藤二郎さんはちょっとムリがあるけど。99人の壁のイメージが。演技力が試されるので手堅い俳優が揃っていたので良かった。



『初恋ロスタイム』不思議系映画で16才と19才の純愛を描いている。12:15に世界の時が止まり2人だけはなぜか動けて、かなり強引に持って行ったね。やさぐれた大人はこういうピュアものは観たほうがいいかなと思った。竹内涼真って正しい顔してますなぁ。幸せなロスタイムはあこがれる。


『ハルカの陶』舞台は岡山備前市。東京のOLだったはるかが備前焼に見せられ弟子入りする。根性物語あるあるだけど笹野高史さんの穏やか系陶人先生役は良かった。実際弟子にしてくれといきなり来られるのは迷惑だし弟子にするのもあり得ないだろうけど。備前焼を鑑賞する映画。



『ピアまちをつなぐもの』在宅医療に奮闘する若き医師を描く。雅人は病に倒れた父の病院を継ぐ為に大学病院を辞めて帰って来た。あるあるで医療関係者との連携で悩んだり訪問医療の問題と向き合って行く若き医師の成長物語。コロナ禍でもこういうお医者さんの奮闘しているニュースは観た。真面目系映画。



『惡の華』同名のコミックが元。あの伊藤健太郎さんが出ている。中学生高男は田舎の閉塞感の中でボードレールの詩集「惡の華」が心の拠り所だ。あこがれの女子の体操着を盗んだ現場を佐和に見られて弱みを握られる。佐和役の玉城ティナが高男を翻弄する様が素晴らしい演技だった。こじらせ中二病の世界観は良かったと思う。


『おいしい家族』銀座で化粧品販売をしている橙花(とうか)は母の三回忌に実家がある島へ帰る。そこには母親の服を着て母になった父・青治と父の結婚相手和夫や見知らぬ居候たちがいた。LGBTQのQに焦点を当てている。新しい属さない性というか。板尾創路さんだから成り立つ感じ。橙花自身は離婚して人生の岐路に立っている。相手を理解しようとする努力をすれば自分の人生も楽になるかも。



『ブルーアワーにぶっ飛ばす』日韓の女優が共演。理解ある夫がいる30才でCMディレクターである砂田は仕事は出来るが口が悪い女だ。ある日病気の祖母に会いに行こうと親友の清浦と茨城に帰る事に。ブルーアワーと呼ばれる空の事は知らなかった。どっちつかずの曖昧な時間帯らしい。30代はもう自分はこのままだろうと諦め?向上心も消え、現状維持を意識する年代だろう。帰れる場所があるならいいんだよ。



『書くが、まま』中学2年のひなのは自分の気持ちを書く事でしか表現出来ない。教室に居場所がなく保健室の新藤先生だけが心の拠りどころである。いじめを扱っている映画だけど自分がやりたい事を見つければ学校に用事はないかも知れない。やられる側の先生と生徒がタッグを組んで戦う感じは斬新。中村守里と長谷川葉生が良かった。


『葬式の名人』川端康成の世界観を元に大阪の茨木市が舞台となっている。シングルマザー役を前田敦子が演じているが元アイドルで演技力がある人だなぁと思う。高校時代の同級生の訃報で奇想天外な通夜が始まるというちょっと異色な映画。10年後に交通事故で同級生が亡くなり当時の仲間が集まる。同じ時間を共有した者同士の喜びや痛みなどは伝わったと思うが。前田敦子さんの底力がよくわかった。



『漫画誕生』近代漫画の父、北沢楽天の物語。風刺画を漫画というジャンルに昇格させた人らしい。知らなかった。イッセー尾形氏と篠原ともえさんの組み合わせが意外に良かった。イッセー尾形さんをタモリさんが若い頃絶賛したらしいけど本当に上手い役者だと思う。篠原ともえさんもなかなか雰囲気がある女優さんだ。北沢楽天て人は福沢諭吉や渋沢栄一と交流があったらしいけど漫画だけではなく歴史もの映画でもある。



『種をまく人』出た。体調が良くないと観られない。救いようがない映画。障害を持って生まれてた子供には何の罪もない。じゃあ親が悪いのか?10才の知恵を軸として家族に障碍者がいるという現実を描いているがかなりきついところを突いて来る。不幸の連鎖を止められる社会ではないという事だろう。だから簡単にバチが当たったなんて言うヒステリー神社御一行様が嫌いなんだわ。あの人たちにバチが当たってるけど自覚が無いからな。


『洗骨』沖縄の粟国島の風習である「洗骨」を通しての家族の喪失から再生までを描く。4年後に死者の骨を洗うというのはすごいなぁ。沖縄は不思議な土地だなぁと思った。2回も死を確認する事で納得できるような気はするが。お笑い芸人のガレッジセールのゴリさんが監督だからか重苦しくならない笑いの部分もある。家族の死を受け入れるまでに時間はかかるだろうから理にかなってる儀式だと思った。奥田英二さんが熱演。



『夕陽のあと』鹿児島県最北端の町に住む夫婦は不妊で豊和という男の子を里子として育てた。一方1年前から港の食堂で働く佐藤茜は誰も素性を知らなかった。夫婦は豊和が8才になるまでに養子縁組をしたいが生みの親が見つからないままだった。豊和はネットカフェに置き去りにされていた乳児だった。茜の人生も壮絶でかなり重たいテーマ。貫地谷しほりさんが悲しい母親を演じている。



『いのちスケッチ』福岡県大牟田市にある動物園が舞台。漫画家を夢見ていた亮太だが挫折して福岡に帰る。動物園のアルバイトに採用されるがそこは予算を削られ苦しい状況。武田鉄矢さんの園長や職員たちと仕事を通して自分を見つめ直すあるある成長物語。草木饅頭の有名?な大牟田市。地味系だけどやはり標準語より映画の良さは伝わる。


『いなくなれ、群青』摩訶不思議系の青春ストーリー。河野裕の同名小説が元。人気若手俳優が出ている。階段島という魔女が取り仕切ってるらしい?島になぜ来たのか記憶がない高校生の七草は穏やかに生活している。しかし幼なじみの真辺がやって来てから生活は掻き乱される。失ったものを見つけないと島を出られない。かなり抽象的で難解な作品。10代の不安定さや自己実現出来ない焦りみたいなものが魔女だったのか。(存在しない設定という事か)横浜流星君は綺麗な顔なので役柄に合っていた。



『二階堂家物語』名家の跡継ぎ問題を描く。旧家の二階堂家の長男辰也は1人息子を亡くし妻も出て行った。母親は辰也に再婚をしろと。そして辰也は辰也で娘に婿養子などを考える。家に縛られた人々を皮肉った映画。監督がイランのアイダ・パナハンテという女性監督。日本の跡継ぎ問題は変?に映るのかも知れない。役者さんたちが手堅くて良かった。



『かぞくわり』画家志望だが38才のニート香奈は奈良の寺にある伝説の姫の生まれ変わりだと言うナゾの青年が現れる。「中将姫伝説」を茶化してる。結局家族の再生物語だと思うが。奈良の歴史を知ってる人には面白い作品だと思う。小日向文世さんと竹下景子さんが上手かった。かなり攻めた映画。


『大観覧車』日韓合作映画。会社の出張で大阪に来たサラリーマンのウジュは音楽を夢見て日本へ行った先輩デジョンの姿を見かけた気がして必死に探し回るが。こういう地味系で手作り感のある映画もたまにはいいかも。日本語がけっこう上手い。大阪の下町の雰囲気とかいい。しかし会社にしたらえらい迷惑だけど。



『夏少女』原爆体験が元になっている。瀬戸内海の小さな村で島で暮らす少年マモル。マモルの両親は戦争体験者だった。8/6に広島を訪れると不思議な事が起きる。マモルの前に赤い服を着た少女が現れる。少女は何を訴えたかったのか。反戦映画だろうがファンタジー要素が大きい。被爆した広島や被爆者の痛みを描いている。桃井かおりさんが若い。



『君がまた走り出すとき』浅田美代子さんが出ている。翔太は警察から追われて逃げ込んだ民家には孫と勘違いした老女がいた。孫になりすましそこに住む事にしたが本当の孫佳織がやって来た。人生に行き詰った人たちの再起をかけるヒューマンドラマなんだろうけど。まぁ走ると人は感動するよね。大御所俳優さんたちが若手を支えてる映画。


『向こうの家』西川達郎氏の初デビュー作品。高校2年の森田萩は平穏な家庭で育ったが父親にはもう1つの家庭があった。萩は父親に頼まれ瞳子という女と別れる手伝いをする事になる。萩役の望月歩がかなり優秀だった。瞳子という女性がなかなかいい女で自立した不倫相手という感じ。落ち着いた風景も良くひと夏の少年の成長物語というところ。父親の生々しい部分なのにサラっと描いている。現実にはちょっとあり得ないけど。



『恋するふたり』サチコはインディーズバンドの男と付き合っている地味系の女子。ある日ナゾのイケメンであるカタギリが現れサチコの彼氏と自分の婚約者が浮気していると言う。お互いの恋人を取り返すべくバンドのいるスタジオへ2人で行く事になった。気が付いたらお互い惹かれ合っていたあるあるものだが。ロードムービー映画だけどこの浮気されたほうの2人がなかなかいいキャラだった。



『デッドエンドの思い出』吉本ばななの小説を日韓共同で映画化。遠距離恋愛中のテギュに会いに韓国から名古屋まで来たユミだが別の女と暮らしているというあるあるな展開。今の時代絶望感でもう生きて行けないなんて事はない。新しい出会いも早い。デッドエンド(行き止まり)で幸せになったりする希望を描く内容になっている。普通に日本映画と思えるほど日本語が自然だった。こういう日韓の関係だったらいいのにと思える映画。俳優さんたちが良かった。


『雪子さんの足音』木村紅美の同名小説が元ネタ。大御所吉行和子さんが主演。学生時代に下宿していた大家の川島雪子が亡くなったのを知って20年ぶりに訪れるところから始まる。当時の何か不気味な(下宿先)大家さんと新しく入って来た大学生の薫や先に住んでいた女性の小野田さんなどの不思議な交流を描く。ホラーでもなくファンタジーでもなくコメディ?要素も強くないような。下宿人は赤の他人で踏み込んではいけないと警告している映画かな。老いも若きも皆孤独なのだと思う。

映画そして、生きる画像 に対する画像結果

『そして、生きる』WOWOWのドラマの劇場版。東日本大震災のボランティア活動で出会った瞳子と清隆。2人の生い立ち(早くに両親を亡くす)が似ていて惹かれ合うのはわかるが。単純に結ばれない展開は逆に良かったかも。あのスーパーボランティアの尾畠さんみたいな説得力がないとボランティアの描き方は薄っぺらくなるかなぁ。しかし有村架純さんがこれでもかと波乱万丈な人生を送るのだが、ちょっと観ててしんどいかも。



『約束の時間』同じ喫茶店で『きょうこ』と待ち合わせをした男たち『佐藤』との大混乱ドタバタコメディ。サマーウイカさんが好きで観た感じ。まぁ設定が絶対にあり得ないけど(笑)何とかスレスレで話を合わせながら進んで行く。15年ぶりに娘の響子と会う佐藤とパパ活の女キョウコと会う佐藤とアイドル志望の今日子と会うスカウトマン佐藤の3組が織り成す。コントみたいな映画。

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