私の数少ない友達Aは“ど天然“である。「TSUTAYAでホラー映画借りて来たよ。

観る?」お誘いされた時の事が今でも思い出すと笑える。当時正社員でそこそこいいマンションに1人暮らししていた。今は仕事を辞めて結婚して短時間のパートをやっている。Aも映画好きである。
出されたコーヒー

と私が持って行ったお菓子などでリラックス。ホラー系『スクリーム4』だった。このシリーズは好きだ。観てなかったので嬉しい。しばらく観ていたら、途中でAが「トイレ行ってくる

」と立ち上がってもの凄いダッシュでトイレに行った。

「ん?ああ」

私はリモコンの“一時停止“を押してあげた。30秒くらいで戻った。

「はやっ

」
Aはテレビ画面が止まっているのを観て驚いている。「・・・止まってる。

」私は「

一時停止してたよ。もっとゆっくりでも良かったのに。」と軽く言ったけど。「・・そうやった。すっかり忘れてたわ。

」ものすごい落胆ぶりである。「・・・どうした?

」
“一時停止”の存在をすっかり忘れていたと言う。マジか。

1人暮らしだから誰も言ってくれないまま時が過ぎていたのだと。Aは映画を観る時はなるべく水分を控え、この辺のシーンなら見逃しても問題ないと判断してトイレに走って行ったと言う。何というご苦労な・・・ウソ~ん。

「ほら“一時停止”が完全に頭にないわけやんか?・・もう体が勝手に動いてトイレに行ってしまうんよね。

条件反射だよ。自分の意志がないわけやん。」「・・・だったら最後まで観て、もう1回トイレのところを観直せばいいだけやん

」しかしそこまでするのはめんどくさいと言う(笑)
「・・もうこれで解決したから良かったよ。

」私とたまたま一緒に観たからだが。もう何か月もこういう事を繰り返していたそうだ。
「・・・また同じ事をやってしまう気がするよ。トイレに走りそうやん。

」思ったより本人は深刻にとらえている。「今日何回か“一時停止”の練習して体に覚えさせればいいと思うよ。

」Aはそれから映画の途中何回も“一時停止”を押して~の“再生”を繰り返した。いい大人が何これ?

Aはすっかり自信を持ったようだ。「もう大丈夫。これからはちゃんと“一時停止”が押せるよ。

」おかげでちっとも映画を観た気がしなかった。そもそもおまえは頻尿か?と言いたくなったわ。

やはり映画は自分ちで1人で観るに限る。
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